私たちが食事から摂取する三大栄養素の中で、主にエネルギー源となるのは糖と脂質ですが
本日は脂質についてお話ししていこうと思います?!
脂質はエネルギー源として役割の他、ビタミンの吸収を助ける働きや細胞膜やホルモンの材料として使われる為カラダを構成する上で欠かせない栄養素になります。
ですが現代は食の欧米化により脂質摂取量は増え、むしろ摂り(摂取過剰によって)すぎによって血清脂質が異常値を示す脂質異常症という状態に陥っている人が増加しています?
厚生労働省の調べによると脂質異常症の総患者数はおよそ220万5000人で、男性が63万9000人、女性が156万5000人となっていて、20年足らずでおよそ2倍に増えています。
ここからは過剰摂取になりがちな
気をつけなければならない油からご紹介させていただきます・・・
- 飽和脂肪酸
肉、乳製品(牛乳、バター)卵黄、チョコレート、ココナッツ、パーム油
などに多く含まれる。
一般に過剰摂取になりやすい。
心筋梗塞をはじめとする循環器疾患など健康面でデメリットあり。 - トランス脂肪酸
植物油を高温にする過程などで生成される脂肪酸
冠動脈性心疾患のリスクを増やすなど健康に対するマイナス面が報告されている
マーガリン、ショートニング、加工油脂などに含まれる可能性がある。
上記の二つはどちらも健康面でマイナスな報告が多いのにも関わらず
日常生活で過剰に摂取しがちな脂質なので意識的に控えることが大切ですね?
トランス脂肪酸は海外では
加工食品での使用を全面的に禁止している国もあるくらいです・・・
次は良質な脂質をご紹介させていただきます?
- 一価不飽和脂肪酸
オメガ9系脂肪酸とも呼ばれる。
比較的エネルギーとして使われにくく、常温で液体の脂肪酸物質として不安定
オリーブオイル、菜種油、アボカド、タラ肝油、イワシ油などに多く含まれるオレイン酸
ミリストレイン酸、エイコセン酸など。
- 多価不飽和脂肪酸
オメガ3系、オメガ6系脂肪酸に分類される。
体内で合成できない必須脂肪酸を含む物質として不安定
魚油(青魚)、植物油(トウモロコシ油・大豆油・サラダ油等)
えごまなどに多く含まれるリノール酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコペンタエン
酸(EPA)など
一価不飽和脂肪酸に含まれるオレイン酸は悪玉コレステロールの減少や
動脈硬化、高血圧の予防に効果があるといわれています。
また、便秘予防にも効果があります✨
適量の不飽和脂肪酸の摂取を心掛け
日常生活では飽和脂肪酸の摂取を意識的に減らしていき
健康な体を手に入れましょう?!
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