メインイベント(第5試合)
環太平洋フェザー級チャンピオンシップ5分3R
○SASUKE(マスタージャパン/王者・初防衛戦)
一本 2R 2分34秒 ※スリーパーホールド
●内藤太尊(roots/同級5位)
※SASUKEが初防衛に成功
1R、SASUKEと内藤は共にオーソドックス構え。SASUKEが内藤の前足ふくらはぎをピンポイントで当てるカーフキックを何度も蹴る。前に入れず、飛び込みながら左フックを放つ内藤。SASUKEが大外刈りでテイクダウンに成功。内藤に立ち上がられるが、再びボディロックから足を掛けながらテイクダウンに成功。
ケージ際の攻防から再びスタンドの展開になると、内藤が左右のフックを振りながら、前進。しかし、SASUKEはカウンターのシングルレッグでテイクダウンに成功。ケージに押し込みながらバックポジションを奪い、内藤を殴り続ける。完全にSASUKEが試合の主導権を握る。
SASUKEがバックからスリーパーホールドを極める
2R、SASUKEがパワーで内藤をなぎ倒すようにテイクダウン。スタンドの展開、SASUKEの左フックがクリーンヒット!大きなダメージを負った内藤はそのままテイクダウンを奪われる。なんとか立ち上がり、得意のスタンドの展開に戻した内藤だが、SASUKEの猛攻が内藤の反撃を上回る。
SASUKEは組み相撲から強烈なヒザ蹴りを内藤のボディにヒット。崩れ落ちる内藤にパウンドの追撃。そのままバックポジションをとり、一気にスリーパーホールドを決めた。最強の挑戦者を迎えたSASUKEだったが、圧倒的な強さを見せつけた。
勝利者マイクで、世界王者の斎藤裕に宣戦布告するSASUKE
SASUKEは勝利者コメントで「第11代環太平洋フェザー級チャンピオンのSASUKEです。怪我してずっと修斗できなかった機会に、会場で内藤選手の激闘を見ててすごいファンだった。内藤選手、大好きです。内藤選手に大きな拍手をしてください」と対戦相手の内藤を労うコメント。
続けて「チャンピオンがここに降りてこないなら、俺がそっちに行きます。路上の伝説、K-1の申し子、全部眼中にねーよ。斎藤裕を最初から狙っていたのは、この俺だ。世界に行くには、日本で一番強いフェザー級を倒せばいい、そういうことでしょう?だったら、斎藤チャンピオン、その腰に輝く金のベルト、世界への手土産として、必要なんですよ。だから、四角いリングで日本国民を巻き込んで、修斗伝承マッチやりましょう。俺が絶対にそこに行きますんで。その間、しっかりベルトを守ってください」と、フェザー級世界王者で、RIZINフェザー級王者でもある斎藤裕に宣戦布告した。
(イーファイト様より)